アレルギー性浮腫
アレルギー性浮腫とは、アレルギー反応が起こることによって血管の透過性が亢進し、血管内の水分が外部に出て行きやすくなることによって、むくみが起こるものです。
このように血管の透過性亢進によって引き起こされた局所的な浮腫は、クインケ浮腫(血管浮腫)とも呼ばれます。
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アレルギー性浮腫を引き起こす疾患
アレルギー性浮腫を引き起こす疾患として最も一般的なのは"じんましん"(蕁麻疹)でしょう。
食べ物や花粉などのアレルギー物質が原因である内因性と、寒さやストレスなどのアレルギー以外のものが原因である外因性に区別できますが、多くの場合かゆみを伴った湿疹が出現し、それと同時に血管の透過性亢進によってクインケ浮腫(血管浮腫)が起こる場合があります。
じんましんの治療法としては通常、抗ヒスタミン薬の投与が行われますが、蕁麻疹の根本的な原因がなんなのかによって治療法も変わってくる場合がありますので、必ず医師に相談し、しかるべき治療法を提案してもらうようにしましょう。
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